大雅(9)

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画像は昨年の9月9日、我が家に来たばかりの大雅♪あっという間に大きくなったので、はるか昔の写真のように思えてしまう。このとき使っていたケージには、もう身体が収まりきらないし、庭の犬小屋は結局まともに使わないうちに、お役御免となってしまった。

初めての訓練で最初に先生から言われたのは「このハーネスとリードはダメ」だった。首が苦しいだろうとハーネスを付け、自由に動けるようにと伸縮リードを使っていた訳だが「引き運動で犬をコントロールするにはチェーンの首輪」と、手持ちの物を貸してくださった(帰りにカミさんがお願いして譲っていただいた)。リードは犬をコントロールするためのもの。長さは必要ない。そもそも犬が「自分は自由に動ける」と思ってしまったら、何が起きても、もう止められない。まして超大型犬のセントバーナード、不測の事態は決して起こしてはいけない。そのための訓練だから、しっかり身につけて欲しい。

先生は、まず犬との歩き方のお手本を見せてくれた。

大雅(8)

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訓練は、少し離れた町で、毎週日曜日ということだった。

伺う前に、紹介してくださった方から「セントバーナードは敵意がなくて誰とでも仲良くなりたい犬なので、訓練は半年から1年はかかると思って欲しい」と先生がおっしゃっている、と聞かされた。「かなり厳しいところもあるけれど大丈夫ですか?」とも聞かれた。

ご覧になった方も多いと思うが、1月末のNHK『プロフェッショナル仕事の流儀~ワンちゃんスペシャル』に、飼い主が手に負えなくなった凶暴犬を預かり、訓練の末に更生させるトレーナーの方が登場された。そのときは見ていなかったが、そんなこともあっての「大丈夫ですか?」だったのだろう。

当方もカミさんも、犬の正しい育て方、接し方、付き合い方を専門家から教えてもらいたかった。それに、紹介してくださった方への信頼イコール、訓練への信頼だから、何も不安はない。そもそもお会いしてみないと、引き受けていただけるかどうかも分からない。

2月に入ってから、大雅の訓練が始まった。

大雅(7)

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結論から言えば、我らの育て方は、ほとんどが間違っていた。

大雅の仔犬らしい無邪気さを愛していたし、元気に歩けるようになったことが何より嬉しかったけれど、正直言って天真爛漫すぎて手に負えなくなっていた。飛んだり跳ねたり、縋ったり噛んだりで、楽しく一緒に過ごせない。本気で噛んでいないとはいえ、痛いし、血は出るし、腫れることもあった。噛む物を与えれば治まるのではと思い、玩具やガム、鹿や牛の角を与えたりもしたが、効果はなかった。

いつものように手を焼きながら散歩をしていたある日、近所の工事現場で作業をされている犬好きの方と知り合った。
「言うこときかなくて、もう~大変で」
カミさんがそう話すと、
「犬のトレーニングをしてくれる方を知っているから、良かったら紹介しましょうか?」

願ってもないご縁で、すべてはそこから始まった。

大雅(6)

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ぐんぐんと成長してゆく大雅だが、元気いっぱいゆえ、散歩はさらに困難を極めていた。首が締まらないようにハーネスを付け、自由に動けるようにと伸縮するリードを使っていたが、例えばカミさんを追いかけて走り出すと、動きを止めるのが大変だった。服の袖や裾、靴のひもを噛んで引っ張るのも直らない。リードを持った手を噛むことも多く、二人とも服はボロボロで、あちこち生傷が絶えなかった。こんな状態では駄目だ、何とかしなくてはという思いはあっても、実際にどうすれば良いのか分からない。当方もカミさんも犬を飼った経験はあったが、生半可な知識や経験は、まったく役に立たない。試行錯誤が続いていたある日、当方の油断で走り出した大雅が、噛まれて解けた靴ひもをしゃがんで結び直していたカミさんに突進、鼻先で顔面に激突した。口輪の固いガード部分がこめかみに当たったカミさんは、頭痛で二日間寝込んだ。

大雅(5)

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画像は昨年10月の大雅。左前足が曲がっているのがよく分かる。

久しぶりに一関のペットショップへ行くと顔なじみの店員さんたちが、大きくなった大雅に仰天していた。家の近所に犬好きで大雅を可愛がってくれる男性がいて、散歩の時にときどき会うのだが、大雅を見ると「わはははは」と笑いが止まらなくなる。昨日もお会いしたのだが「えーっ!こんなに(大きくなったのか)!わっはっはっは」店員さんたちの反応も、そんな感じだった。診察室に入ると女性の獣医さんが開口一番「あっ、足、良くなりましたね~。手術したんですね」運動とマッサージ以外に何もしていない、と言うと「あり得ない!考えられない…信じられない!」と。ワクチン注射も済ませ、検診の結果もきわめて健康で、何の問題もなかった。

セントバーナードは成犬になる前に里子に出されることが多いそうだ。アルプスの少女ハイジのヨーゼフや映画ベートーベンのイメージで、可愛いからと飼ってはみたものの手に余って、というところだろう。我が家でも、セントバーナードを飼ったことを友人に話したら「無理だ」と言われたことがある。素人には育てられないよ。何しろ、デカくなるし。力も強いから、散歩も大変だし。半世紀以上も前のことになるが、自宅の近所に吉行淳之介と宮城まり子が住んでいて、ブースカという名のセントバーナードを飼っていた。犬を飼いたい、と言うカミさんに賛成し、最終的にセント・バーナードに決めたのは、そのことに漠然と憧れていたからかもしれない。そういえば川上宗薫はマスチーフを飼っていたが「仔牛のような大きさ」と書いていたのを覚えている。

大雅(4)

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三種類の口輪を試してみたが、最終的にはアメフトのヘルメットに付いているフェイスガードのような、この口輪を使うことにした。鼻先を覆ってしまうので相当のストレスを感じるのだろう、装着を嫌がったし、何とか取ろうと、もがくことも多かった。それでも、拾い食いを気にせず歩くことができるし、はしゃいで噛んでの大騒ぎから解放されるのは助かった。体重は30キロを超え、支える前足もまっすぐになり、足の運びにも不自然さがなくなった。大学病院からは再検査と言われていたが「往復4時間かけて盛岡まで行く必要ある?」とカミさんと話していた。新年を迎え、一関のペットショップへ最後のワクチン接種に行く。そこで獣医師の意見を聞いて、これからを考えることとした。

大雅(3)

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それなりに暑かった晩夏も過ぎ、秋も深まる頃から、大雅はめきめきと大きくなり始めた。前足も、相変わらず足の運びに不自然さはあったけれど、どんどん太くなっていった。始めの頃は、会う人ごとに「ちょっと足が悪いみたいね」と言われることも多かったが、この画像を撮った12月頃にはそれも少なくなっていた。さらに足を鍛えるために毎日2時間は歩いていたが、新年を迎えた頃から引っ張る力が強くなり、とくに雪道ではコントロールがかなり困難になってきた。カミさんが大好きで、後を追いかけては飛びついて、はしゃいで噛んで、頭突きして、散歩はかなりハードな状況になり始めていた。しつけが大事だと頭では解っていても、実際にどうすればいいのか、五里霧中で自信がなかった。調べてみても「叩け」というしつけ方もあり「叩くな」というしつけ方もあった。「2歳くらいまでは、やんちゃなのは仕方ない」と言う人もいた。「昔セントバーナードを飼っていたけど、こんなもんじゃなかった。この子はおとなしい、いい子だ」と言う人もいた。実際に大雅は、他の人を噛むようなことはなかった。噛まれるのはカミさんと当方だけなのだ。とは言え、相手によっては何が起きるか、わからない。さらに、落ちている物を何でもかんでも、石ころなんかも食べようとするのにも、困った。悩んだ末に、散歩の時は口輪を付けることになった。

大雅(2)

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9月に我が家の家族になって以来、歩けることに一喜一憂する日々が続いていた。散歩をしていても、しばらく歩くとへたり込んでしまう大雅に、「もしこの子が歩けなくなったら上半身を預けられるような台車を作ってあげよう」とカミさんは言った。
体重が増えることで足の負担が大きくなるから、なるべく痩せ気味に育てようと、食事にも気を使っていた。
不憫さもあって、日常では甘やかし放題だった。いたずらをしても本気で怒れなかったし、甘噛みをされても強く叱らずにいたので、カミさんも当方も手足が傷だらけだった。
どこへ連れて行っても、敵意や悪意というものを一切感じさせず、誰にでもニコニコとすり寄って行く大雅は、たちまち街の人気者になった。大雅がいることで、それまでに話したこともない人たちとも仲良くなっていった。仏頂面をしたおんちゃんが、大雅を見た瞬間に満面の笑みとともに近づいてくる。子供を連れたお母さんも、もちろん子供も、みんなが笑顔になる。「一生のうちにセントバーナードに会えるとは思わなかった!」と感激してくれる人もいた。
「大雅はみんなを幸せにしてくれるね」親バカ飼い主は思うのだった。

大雅♪

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セントバーナードという超大型犬を飼うにあたって、相応の覚悟はしていた。カミさんがネットで見初めて、はるばる愛知県からやって来た愛らしい仔犬は、前足に明らかな異常があった。見るからに湾曲していて、歩くことが辛そうだった。(注:画像は近影です)
その旨を一関のペットショップに質すと「別の犬に交換しますか?」
そうした取り決めは、購入前に契約書で確認してはいたが、そんなこと出来る訳がない。
カミさんに「大雅」と名付けられた犬との暮らしは、まず前足への杞憂を晴らすことから始まった。
ペットショップ専属の獣医師は、体重が増えれば歩けなくなる可能性もある、手術が必要との診断だった。
別の獣医師に診察してもらったところ、判断がつきかねるとのことで、岩手大学の獣医学部を紹介してくれた。
盛岡の岩大で精密検査を受けたが「どこにも異常はないが明らかにどこかおかしい。しばらく様子を見て、再検査」との診断だった。
筋肉をつけることで症状が改善されることもある、とも言われたので、毎日毎日、朝晩に散歩をした。
カミさんは「良くなれ~良くなれ~」と語りかけつつ、前足のマッサージを続けた。そして数ヶ月が過ぎた。(続く)

まずはご挨拶♪

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メイン・クーンの璃々(リリ)生後9か月♀
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マンチカンの瑠々(ルル)生後11か月♂
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セント・バーナードの大雅(たいが)生後6か月♂
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サラも元気♂たぶん13才くらい
みんな仲良く暮らしてます(^^♪

とりあえず♪

地域経済に殆んど無関係の仕事が忙しく(^^)
気持ちに余裕がない毎日\(゜ロ\)(/ロ゜)/
更新をしばらくお休みします<(_ _)>

深夜の散歩♪

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河川の増水で避難勧告も出た気仙沼だが、
大きな被害も無く、台風は過ぎて行った。
地域経済に殆んど無関係な仕事に追われて(^^)
昼間は歩けず、気付くと日付が変っていた。
画像は河原田通り。いずれ道路の拡幅工事が始まるそうな。
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南町の店舗ビルにも灯りがともって、まずはめでたし(^^♪

台風前夜♪

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暴風波浪洪水警報が発令されている気仙沼。
外は強い雨と風が吹き荒れている。
午前中に買い物へ出かけたら、友達と会っていた息子と遭遇。
ポケモンGOに従って本町橋そばの公園へ。
昔からジャングルジムが好きだ。
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大川端の田んぼ。稲が被害に合わないことを祈る。

南町♪

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秋晴れの上天気で風もさわやかな朝(^^♪
左が南町一丁目住宅、右が店舗ビル。
延び延びになっていたオープンの目処がようやくついて、
みなみスーパーのコロちゃんコロッケの頃から子供と一緒によく通ったコロッケ屋さんは17日日曜日からの営業、
当日はコロッケやメンチがサービス価格とのことです!(^^)!

夕暮れ♪

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地域経済に殆んど無関係な仕事をしていても(^^)予定外のことが起きる日もあって、昨日13日は朝からバタバタし続けていた。夕方近くにカミさんと二人でイオンという名のジャスコへ地域経済の視察に赴き、些少ではあるが地域経済に貢献して来た(^^♪駐車場から眺めた夕暮れ時の元・鼎が浦高あたり。夜は地域経済に深く関係している友人たちとの会合。いろいろな話があるが、ここに書くつもりは無い。
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今日はいつもの動きで地域経済の視察。
かつて幸町だったあたりの夕暮れ。